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入退室管理の歩みとこれから

現在までの入退室管理システムの導入状況

各リーダーのコストと導入実績の相関

日本での個人情報保護法は、2003年に施行されました。
1999年に地方自治体の個人情報漏洩事件が社会問題化したことや、住基ネットの運用が2002年に始まったこと、また、個人情報保護法制定が世界的な潮流でもあったことなどが施行の背景にあります。

その当時の企業の取り組みとしては、まずはPC及びネットワークの論理的セキュリティ(PCログインやアンチウィルスソフトの強化)の導入が先行されましたが、大手の企業が下請け企業へ入退室管理の強制やPマーク取得を条件にした事で、あっという間に物理的セキュリティ(入退室管理システム)の導入が進みました。
当時は暫定的に導入する企業が多く、コストのあまり掛からないFeliCaやMifareカードを使用したカード認証が主流でした。

2004年ごろから偽造やなりすましの犯罪を防ぐため、銀行や信用金庫、信用組合などの金融機関では生体認証の導入が始まりました。
銀行のATMでも見られる様な静脈認証が扱われることが多く、生体認証の中では最も普及した認証方式でした。
更にその後は、コストパフォーマンスの良さやリーダの筐体サイズのコンパクトさから、指紋認証が流通し始め、現在に至ります。
数年前までは、指紋認証でも履歴(ログ)の取れない電池式のドアロックが法人・一般ユーザーでも普及しましたが、現在では発注主の元請け企業の指示で、履歴管理を必要とするユーザーがほとんどです。

顔認証においては、10年前だと1扉あたり約150万円以上の費用がかかり、コントローラが不安定な物も少なくありませんでした。
ただ、2020年の東京オリンピックでは、顔認証とIDカードを組み合わせた本人確認の導入が決定し世間にも認知され始め、さらに韓国製のスタイリッシュでコストの低い顔認証も出現していますので、今後導入が加速するでしょう。

今後の入退室管理の動向予測

2018年にカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案が成立したことにより日本でもカジノの運営が始まります。
これを受けて、海外企業のセキュリティが日本のマーケットを既に狙っており、ICカードと顔の1:1認証を端末で行った後、フラッパーゲートの第一段階で静脈/指紋認証、第二段階で顔認証を再度行うという認証方式が提案されています。

このように、重要施設、危険エリア、コールセンター及びサーバールーム等では、顔認証、指紋や静脈の生体認証のW認証、ICカードのメモリに顔情報をエンコードした顔とICカードでの1:1認証といったような、より複雑な認証システムの導入が増加し、一層厳重なセキュリティが求められるでしょう。

入退室管理システムで使用される用語

アンチパスバック

扉に対しリーダを部屋外・内の2台を設置し、例えば入室時に認証しても入室しなかった場合や、複数の人が1人分の認証で入退室してしまった場合に、退室時
認証エラーまたは無反応で退室できないようにする仕組みのことです。
これはユーザーのセキュリティポリシーとしていつ、誰が、どこを、入ったのか出たのかを厳重に管理する必要がある場合に使用します。
入退室管理システム導入する際には、ユーザー及びシステム導入業者がマストで知っておくべき用語で、この仕組みの有無が決まらないと、機器の選定や見積も
りも決められないくらい重要な仕組みです。

パニックオープン

工事や入退室管理システムの設定に必要な項目で、非常時解放システムを指します。
停電時施錠・停電時開錠の設定では停電時開錠とします。この場合、停電したら認証しなくても外から消防等がスムーズに入ることが出来ます。
ビル管理側からは消防点検からもこちらを指定されます。システム的にはこちらも部屋の外・内にリーダを設置する場合が多くあります。
内側のサムターン(ドアの室内側についている、錠の開け閉めを行うために使う金具)にカバーを付けて、万が一の場合にはそれを叩けば簡単にカバーを破壊す
ることができ、サムターンをひねれば認証しなくてもユーザー側で通常通り出ることができます。

1:1認証と1:N認証

通常、ユーザーは1:N認証をイメージし、それが当たり前の使用方法だと考えるでしょう。
1:N認証は、全てユーザーのIDの登録情報からリーダがセンシングした情報と一致しているかを判別してOKかエラーかで開錠信号を出力する仕組みです。
全てのユーザーのIDの登録情報から検知するので認証時間がかかり、ほとんどのユーザーが嫌います。

一方で1:1認証は様々な組み合わせが考えられますが、例えば、テンキーで個人のアドレスを入力して指紋認証をする際、
まずは情報量の少ないアドレス番号を検知してからそれと紐づけされた次の生体情報を判定するので、1:N認証と比べてはっきりと分かるくらい、
短時間で完了します。

ただし、“今後の入退室管理の動向予測”でも記載した通り、その扉の向こう側が重要・機密情報であればある程、
・ICカードを紛失した
・指紋の登録情報が他人と偶然一致した
・偽造の顔や指紋情報で認証した
といった万が一のエラーを許してしまうような事態を何としても防ぎたいと考えるはずです。
生体認証は完璧ではありませんので、場所やその人の指や顔の状況を考慮すると1台のリーダの認証方式が1つでも多い方が好まれるでしょう。